
新しく柑橘を増やしたいと思い、今回は土佐文旦を育てることにしました。
しかも鉢は13号です。土佐文旦は大きな実がなる柑橘なので、鉢植えでまともに育つのかどうか、正直よくわかりません。調べてみても情報がほとんど出てこなかったので、それなら自分で記録していこうと思いました。
購入したのは、2年生苗として販売されていた苗です。ただ、届いた苗を見るとかなりしっかりしていて、感覚的にはもう少し大きな苗にも見えます。
しかも今回は、たまたまセール価格になっていました。果樹苗は大きくなるほど値段も高くなるので、状態のよさそうな苗を手頃な価格で買えたのはラッキーでした。
今回の栽培メモ
項目 内容
品種 土佐文旦
苗 2年生苗(実物はもう少し大きめの印象)/セール価格
鉢サイズ 13号鉢(将来的に15号を検討)
用土 腐葉土5:培養土2:赤玉土3
元肥 バットグアノ/油粕/マグァンプ/ぼかし肥料/鶏糞
栽培地 千葉県
当面の目標 まず樹を育てる。実は数より大きさを狙う
最初に探していたのは河内晩柑
そもそも、最初から土佐文旦を買おうと思っていたわけではありません。
新しく柑橘を増やそうと思った時に、ChatGPTに、
千葉で育てやすくて、冬の寒さにも比較的強い柑橘は何がいい?
と相談しました。
さらに味の好みとして、
私は『はるか』が好き。似たような感じでおいしい柑橘はある?
と聞いてみました。
そこで候補として出てきたのが、河内晩柑でした。
河内晩柑は果汁が多く、さっぱりした味わいの晩柑です。私自身、河内晩柑や宇和ゴールド系の味は好きなので、「それなら河内晩柑を育ててみたい」と思い、しばらく苗を探していました。
ところが、私が買おうと思った時期には、なかなかちょうどいい苗がありませんでした。
苗が小さかったり、値段が高かったり、送料まで含めるとかなり高くなってしまったり。「これなら買おう」と思える苗になかなか出会えません。
そこで、「河内晩柑以外で、何か面白い柑橘はないかな?」と、もう一度探してみることにしました。
たまたま見つけた土佐文旦
そんな時に見つけたのが、セールになっていた土佐文旦です。
土佐文旦は、河内晩柑とはまた違うタイプの柑橘ですが、以前から好きな果物のひとつです。大きな実、独特の香り、爽やかな甘味と酸味、そして少しほろ苦さもある。
「これを自分で育てられたら面白いかも」
と思い、予定を変更して土佐文旦を購入しました。
果樹栽培では、最初からすべて計画通りに品種をそろえるというより、
苗との出会いも縁のひとつ
なのかもしれません。
土佐文旦を13号鉢に植えました
今回、土佐文旦は13号鉢に植え付けました。
鉢植えの情報が意外と少ない
土佐文旦について調べてみると、鉢植え栽培の情報は意外と多くありません。
「土佐文旦 鉢植え」
「文旦 鉢栽培」
などで検索してみても、みかんやレモンほど栽培記録が出てきません。
レモンや温州みかんなら、「何号鉢がいい」「どんな剪定をする」「冬はどうする」といった情報がたくさん出てきます。ところが、土佐文旦になると急に情報が少なくなります。
ある程度大きな鉢が必要だろうと考えました
そもそも土佐文旦は、かなり大きくなる果樹です。実そのものも大きく、樹もある程度大きく育てる必要があります。
そのため、
本当に鉢植えでまともな実を収穫できるのか?
という疑問があります。
しかも私は千葉で育てます。高知などの暖地と比べれば冬は寒く、鉢植えの場合は地植え以上に根が冷えやすくなります。
鉢が小さすぎると、
根が寒さの影響を受けやすい
夏に乾燥しやすい
樹を十分大きくできない
大きな果実を育てるための力が不足する
という問題もありそうです。
その意味でも、土佐文旦の場合はある程度大きな鉢が必要だろうと考えています。
最終的には15号鉢くらい?
最終的には15号鉢くらいまで大きくした方がよいのではないかと考えています。
ただし、最初から15号鉢にするのではなく、今回は13号鉢からスタートしました。
13号鉢なら土の量もかなり入りますし、鉢自体もまだ何とか動かせるサイズです。
鉢果樹栽培では、この「動かせる」という点が意外と重要です。寒波の時には軒下へ移動したり、台風の時には風を避けたりできます。
一方で15号鉢になると、土と鉢と樹を合わせるとかなりの重量になります。簡単には移動できなくなります。
そこで、しばらくは、
「13号鉢のまま土佐文旦をどこまで育てられるのか?」
を試してみたいと思っています。
13号鉢で土佐文旦は収穫できるのか?
これが今回の栽培で一番興味のあるところです。
土佐文旦の果実はかなり大きいので、鉢植えの場合はたくさん実をならせることは難しいと思います。
しかし、樹をコンパクトに維持しながら、
1個、2個をしっかり育てる
という方法なら可能なのではないか。そんな期待もあります。
むしろ家庭で鉢植えするなら、何十個も収穫する必要はありません。自分で育てた巨大な文旦を1個収穫できただけでも、かなりうれしいはずです。
まずは木を大きく育てることを優先し、花が咲くようになったら樹の大きさを見ながら着果数を調整していく予定です。
今回使った土
今回の用土は、
腐葉土5:培養土2:赤玉土3
くらいの割合にしました。
腐葉土はかなり多めです。排水性を確保するために赤玉土を入れつつ、有機質を多くして根が育ちやすい土を狙っています。
ただし、柑橘の鉢植え用土として考えると、腐葉土5割はかなり多い配合です。有機質が多い分、分解が進むと土が減って沈みやすくなりますし、水はけも変わってくると思います。
これが土佐文旦に合うのかどうかも、実際に育てながら確認していきます。
鉢植え栽培の場合、
「正解の土を最初から作る」
というより、
自分の置き場所や水やりに合う土を探していく
という部分も大きい気がしています。
元肥
植え付け時には、
バットグアノ
油粕
マグァンプ
ぼかし肥料
鶏糞
を元肥として使いました。
少し種類が多いので、肥料の効きすぎには注意しながら様子を見ます。
植え付け後はすぐに追加で肥料を与えるのではなく、新芽の伸びや葉の色を見ながら追肥していく予定です。
情報が少ないからこそ面白い
土佐文旦の鉢栽培について調べていて感じたのが、
意外と実際の栽培記録が少ない
ということです。
だからこそ、今回の栽培は少し実験的です。
13号鉢で育てたらどうなるのか
千葉の冬を越せるのか
何年目で花が咲くのか
どれくらいの大きさの樹なら実をならせられるのか
鉢植えでも市販品のような大きな文旦が作れるのか
わからないことが多い分、育てる楽しみもあります。
失敗するかもしれません。途中で15号鉢へ鉢増しすることになるかもしれません。逆に、剪定や摘果を工夫すれば13号鉢でも十分育てられるかもしれません。
そのあたりも含めて、
「千葉で土佐文旦を鉢植えしたらどうなるのか」
を今後も記録していきたいと思います。
まずは13号鉢で挑戦
今回の土佐文旦は、最初から育てる予定だった品種ではありませんでした。
「はるかのような、自分好みの柑橘をもう一本育てたい」というところから始まり、河内晩柑を探し、なかなか手頃な苗が見つからず、最終的にセールで出会った土佐文旦。少し回り道をして我が家にやってきた苗です。
土佐文旦は、大きな果実がなる分、鉢植えでは少し難易度が高いかもしれません。
それでも、
13号鉢でどこまで育てられるのか。
まずは挑戦してみます。
そして、いつか自分で育てた土佐文旦を収穫して、
「鉢植えでもここまでできた」
と言えるようになれば最高です。
今後、成長の様子や冬越し、開花、着果なども「鉢果樹園」で記録していきます。
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